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Shopify運用代行の費用相場|月額料金・業務範囲と選び方

Shopify運用代行の費用相場|月額料金・業務範囲と選び方

Shopifyの運用代行を検討するとき、費用がわかりにくいのは「Shopify自体にかかる料金」と「運用代行に支払う費用」が分かれているためです。運用代行費は月5万〜30万円が目安ですが、これとは別にShopifyの月額プラン料金・決済手数料・アプリ利用料がかかります。この記事では、Shopify運用代行の費用相場と内訳、料金体系、依頼できる業務、失敗しない選び方に加えて、AIと人の分担で費用対効果を高める考え方まで整理します。EC全体の費用感はEC運営代行とは(費用相場・業務範囲)、ゼロからの構築費用はECサイト構築費用の相場もあわせてご覧ください。

この記事で分かること

  • Shopify運用代行の費用相場と料金体系(固定・成果報酬・複合)
  • Shopify自体の費用(月額プラン・決済手数料・アプリ利用料)
  • 運用代行に依頼できる業務と、モール(楽天・Amazon)との違い
  • 失敗しない代行会社の選び方と、AI活用で費用対効果を高める方法

Shopify運用代行の費用相場【早見表】

まず全体像です。Shopifyでかかる費用は「Shopify自体の費用」と「運用代行に支払う費用」に分かれます。中小の店舗が依頼する場合の目安は次のとおりです。

項目費用の目安補足
Shopify月額プラン月約4,000円〜4万円プランと支払い方法で変動。最新は公式で確認
決済手数料売上の約3.25〜3.4%Shopifyペイメント利用時の目安
アプリ利用料月$10〜$300拡張機能の利用に応じて
運用代行費(固定型)月5万〜30万円基本業務のみなら月5万円前後
運用代行費(成果報酬型)売上の5〜15%複合型もある

Shopifyは自社ECのため、モールのような出店手数料はかからない一方、プラン料金・決済手数料・アプリ料が積み上がります。初期費用だけでなく、月額アプリ料や保守を含めた「トータルコスト」で比較することが大切です。

費用の内訳:Shopify自体の費用と運用代行費

Shopify自体の月額プラン料金

Shopifyには複数の月額プランがあり、ベーシックで月約4,000〜5,000円台、上位プランでは月1万円台〜4万円前後が目安です(プラン内容・支払い方法・為替で変動するため、最新は公式でご確認ください)。売上規模や必要な機能に応じて選びます。

決済手数料

Shopifyペイメントを利用する場合、クレジットカード決済で売上の約3.25〜3.4%が目安です。外部の決済サービスを併用すると、別途取引手数料がかかります。

アプリ利用料

Shopifyは、レビュー・定期購入・在庫連携などの機能をアプリで拡張します。アプリは月$10〜$300程度が目安で、使う機能が増えるほど積み上がります。特にポイント制度などは割高になるため、導入には慎重な判断が必要です。

運用代行費

サイト更新・商品登録などの基本業務のみなら月5万円前後、広告運用やマーケティング施策まで含む包括的な支援では月15万〜30万円が目安です。ヘルプデスク型の低額プラン(月1万円前後〜)を用意する会社もあります。

制作・デザイン費

バナーやページのデザイン修正は1点5,000〜3万円、LP制作は10万〜30万円が目安です。運用代行費に含まれるか、別料金かを確認しましょう。

運用代行の料金体系(固定・成果報酬・複合)

料金体系費用の目安向いているケース
固定報酬型月5万〜30万円費用を固定したい/依頼範囲が明確
成果報酬型売上の5〜15%売上に応じて費用を調整したい
複合型(固定+成果)低めの固定+成果連動最低限の運用を確保しつつ成果も重視

Shopify運用代行に依頼できる業務

サイト更新・商品登録

商品ページの追加・更新、在庫や価格の反映など、日々の更新業務です。

販売促進・広告運用

クーポンやセールの企画、Google・Meta広告などの集客施策の運用です。自社ECは集客を自前で行う必要があるため重要です。

アプリ導入・機能拡張

目的に合ったアプリの選定・導入・設定です。過剰なアプリはコストと表示速度に影響するため、取捨選択が必要です。

分析・レポート

売上・アクセスの分析と、改善提案を含む定期レポートです。次の打ち手まで示されるかが重要です。

Shopify(自社EC)とモールの違い

Shopifyは楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングのようなモールと違い、モール自体の集客力に頼れない代わりに、ブランドの世界観を自由につくれてデータも自社に蓄積できます。主な違いは次のとおりです。

観点Shopify(自社EC)モール(楽天・Amazon等)
集客自前で設計(広告・SEO・SNS)モールの集客力を利用できる
手数料決済約3.25〜3.4%+アプリ料出店料・販売手数料・ポイント原資
ブランド・自由度高い(世界観を自由に設計)モールの枠内で制約あり
顧客データ自社に蓄積できるモール側に依存しやすい

出店手数料がない分、集客を自前で設計する必要があるため、運用代行では「集客まで含めて任せられるか」が費用対効果を左右します。モール型の運営は楽天運営代行Yahoo!ショッピング運用代行、モール横断はネットショップ運営代行もあわせてご覧ください。

Shopify運用代行が向いている店舗

費用をかけて外注する効果が出やすいのは、次のようなケースです。逆に、商品点数が少なく更新が稀な場合や、極端な低予算での丸投げは費用対効果が合いにくくなります。

  • Shopifyは立ち上げたが、集客(広告・SEO・SNS)まで手が回らない。
  • アプリの選定や設定、機能拡張を自社で判断するのが難しい。
  • 更新・受注対応に追われ、改善やブランディングに時間を割けない。
  • 越境ECやBtoB・定期購入など、拡張的な運用を見据えている。

運用代行に依頼するメリット・デメリット

  • メリット:Shopifyの設定・アプリ・集客をまとめて任せられる/専門人材を採用せずに運用できる/本業に集中できる。
  • デメリット:代行費が発生する/担当者のスキルにばらつきがある/社内にノウハウが蓄積しにくい。

「ノウハウが残らない」問題は、レポートや定例で運用の意図を共有してくれる会社を選ぶことで軽減できます。

Shopify運営の手間、AIで軽くしませんか

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AI活用でShopify運営はどう変わるか

Shopifyの運営は、商品ページの作成・改善、広告クリエイティブやメール文面の作成、問い合わせ対応、売上分析といった「量」の作業と、価格や施策の「判断」に分かれます。AIを使うと前者の作業時間を圧縮でき、その分を改善施策に回せます。

  • 商品ページ・コンテンツ:説明文・SEOキーワード・メール文面の案出しをAIで下処理し、人が最終調整する。
  • 集客・分析:広告クリエイティブ案や、売上・アクセスデータの要約をAIで作成し、人は打ち手の判断に集中する。
  • カスタマー対応:問い合わせ返信の下書きをAIで用意し、担当が確認して返信する。

WHITCHは、月間約900万UU規模の自社メディアの運営や他社メディアの運営支援で培った、AIと人の分担で量と品質を両立する運用ノウハウを、Shopify運営にも応用します。ポイントは「全自動」ではなく、作業をAIで圧縮し、空いた時間を集客と改善に振り向けることです。

失敗しないShopify運用代行の選び方

Shopifyと集客の両方に強いか

Shopifyの構築・運用だけでなく、自社ECで不可欠な集客(広告・SEO・SNS)まで対応できるかを確認します。

対応業務の範囲が希望に合うか

更新代行だけか、集客・アプリ・分析まで含む包括型かは会社によって異なります。任せたい範囲と一致するかを確認します。

料金体系と3年トータルコストで比較する

月額アプリ料・保守・広告運用費を含めた3年間の総コストで比較します。初期費用の安さだけで選ばないことが重要です。

レポートの頻度と内容

数値の報告だけでなく、次の打ち手まで示されるかを確認します。改善提案がないと売上は伸びにくくなります。

費用対効果を高める3つのポイント

  • トータルコストで見る:プラン料金・決済手数料・アプリ料・代行費を合算し、利益ベースで判断する。
  • アプリを絞る:必要な機能に絞ってアプリ費と表示速度のムダを抑える。
  • 作業と判断を分ける:量の作業はAI・仕組みで圧縮し、費用は集客と改善の判断に集中する。

よくある質問

Shopify運用代行の費用相場はいくらですか?

固定報酬型で月5万〜30万円(基本業務のみなら月5万円前後)、成果報酬型で売上の5〜15%が目安です。これとは別に、Shopifyの月額プラン料金・決済手数料(約3.25〜3.4%)・アプリ利用料がかかります。

Shopify自体の月額料金はいくらですか?

ベーシックで月約4,000〜5,000円台、上位プランでは月1万円台〜4万円前後が目安です。プラン内容や支払い方法で変わるため、最新は公式でご確認ください。

構築と運用は別料金ですか?

はい。ゼロからの構築(初期制作)と、公開後の運用代行は別料金です。構築費用の相場はECサイト構築費用の記事をご覧ください。

モール(楽天・Amazon)と何が違いますか?

Shopifyは自社ECのため出店手数料がなく、ブランドの自由度とデータ蓄積に優れます。一方、モールのような集客力がないため、広告やSEOで自前の集客設計が必要です。

集客まで任せられますか?

会社によります。自社ECは集客が成果を左右するため、Shopifyの運用に加えて広告・SEO・SNSまで対応できる会社を選ぶと費用対効果が高まります。

Shopify運用代行に任せられる業務を工程別に整理する

ひとくちに運用代行と言っても、任せられる範囲はストアの立ち上げ準備から日々の受注処理、さらに売上を伸ばすための集客や分析までと幅広く、どこまでを外部に委ね、どこを社内に残すかで月々のコストも成果の出方も大きく変わります。ここでは前半で触れた費用感を踏まえたうえで、実際の作業を七つの工程に分解し、それぞれで代行会社が具体的に何を担うのか、そして自社に残しておきたい判断業務との線引きを一覧で整理します。工程ごとに「単発で頼めるもの」「継続して回してもらうもの」が異なるため、見積もりを取る前にこの地図を頭に入れておくと、過不足のない依頼ができます。

工程代行会社が担う主な作業社内に残す判断・分担の目安
ストア設定初期設定、配送・税・通貨の設定、独自ドメイン接続、各種ポリシー整備、公開前チェックブランド方針、送料・返品ルールの決定
デザイン・テーマテーマ選定と組み込み、トップやカテゴリの構成、バナー・特集ページ制作、スマホ表示の最適化世界観の方向づけ、掲載する写真素材の用意
アプリ設定目的に合うアプリの選定、導入・連携設定、定期購入やレビューなど機能の実装と保守導入コストの承認、必須機能の優先順位づけ
商品・在庫商品登録、説明文とタグの整備、価格・在庫の更新、モールとの在庫連携商品企画、価格戦略、原価管理
受注・顧客対応注文確認と出荷連絡、問い合わせ一次対応、返品・交換の事務処理、レビュー返信クレームの最終判断、顧客への特別対応
集客・販促検索対策、広告運用、メールやSNSの配信、クーポン・セール設計予算配分の決定、ブランド表現の可否判断
分析・改善アクセス解析、購入率や客単価のレポート、改善提案、施策の効果検証数字を踏まえた次の一手の意思決定

「作る業務」と「回す業務」を分けて考える

この一覧を眺めると、業務は大きく「最初に一度作り込む工程」と「毎日繰り返し回していく工程」に分かれることが見えてきます。ストア設定やデザイン、アプリの実装は立ち上げ時に集中する作り込みの作業で、いわば土台づくりです。一方で商品更新や受注対応、販促や分析は、公開後にずっと続いていく運用の作業です。代行会社に依頼するときは、この二種類を混同せず、土台づくりは構築費として、日々の運用は月額の費用としてそれぞれ見積もりを分けてもらうと、後から「これは別料金だった」という食い違いが起きにくくなります。運用側の全体像をつかみたい場合はECサイト運営とはもあわせて確認しておくと、どの作業が継続的に発生するのかがより具体的に見えてきます。

丸投げと部分委託のどちらを選ぶか

七工程のすべてを任せる「丸投げ型」は、担当者が一人もいない、あるいは本業に集中したい事業者にとって心強い選択ですが、そのぶん月額は高くなり、社内にノウハウが残りにくいという側面もあります。反対に、受注対応や集客だけを切り出して頼む「部分委託型」は費用を抑えられ、社内にも運用感覚が蓄積されますが、指示や連携の手間が発生します。どちらが正解ということはなく、自社の人員と、どの工程に最も時間を奪われているかを基準に選ぶのが現実的です。まずは最も負担の重い工程だけを切り出し、様子を見ながら委託範囲を広げていくやり方が、失敗の少ない進め方だといえます。

契約形態別に見る料金の内訳と追加費用の落とし穴

運用代行の見積もりは、契約の形によって金額の意味合いがまるで変わります。同じ「月二十万円」でも、その中に何回までの更新作業が含まれ、広告費は別なのか込みなのか、デザイン修正は何点まで無料なのかによって、実質的な割安さは大きく違ってきます。ここでは代表的な三つの契約形態、すなわち月額固定型、必要なときだけ頼むスポット型、そして立ち上げ時にかかる構築費を並べ、それぞれの金額の目安と、見落としやすい追加費用を整理します。契約前にこの構造を理解しておけば、提示された金額が高いのか妥当なのかを自分で判断できるようになります。

契約形態費用の目安含まれる範囲と特徴注意したい追加費用
月額固定型月およそ十万〜三十万円台更新・受注・レポートなど日々の運用を継続的にまとめて担当。作業量に上限が設けられることが多い上限を超えた更新、広告費本体、特別なキャンペーン制作
スポット型一件あたり数千円〜数万円、案件ごと特集ページ制作やアプリ導入など、単発の作業を都度依頼。必要な分だけ支払える急ぎ対応の割増、修正回数の超過、継続保守が別枠
構築費(初期)おおむね三十万〜三百万円超ストアの設計・デザイン・初期設定など立ち上げ一式。規模とカスタマイズ度で大きく変動要件定義・撮影・原稿制作、公開後の修正、有料テーマ代

構築費が三十万円から三百万円まで開く理由

立ち上げ時の構築費がこれほど大きく振れるのは、どこまで作り込むかという設計の深さが会社ごとにまったく違うからです。既製のテーマをほぼそのまま使い、設定と商品登録だけを整えるテンプレート活用型であれば数十万円台に収まりますが、独自のデザインや外部システムとの連携を盛り込むカスタマイズ型になると百万円を超え、フルオーダーの作り込みでは三百万円以上になることも珍しくありません。要件定義やプロジェクト管理、初期設定といった段取りだけでも合わせて二十五万円前後がかかるのが一般的で、この段取り費用は見積もりに埋もれて見えにくいため、内訳の提示を求めることが大切です。相場の全体像はECサイト構築費用で工程別に詳しく解説しています。

「安い月額」に隠れた別料金を見抜く

月額の数字だけで比べると、最も安い会社が魅力的に映りますが、そこには往々にして落とし穴があります。よくあるのが、月額に含まれる更新作業に回数制限が設けられていて、それを超えると一件ごとに追加料金が発生するケースです。また、集客まで頼んだつもりが、月額はあくまで運用代行費であり、広告に投じる費用は別途実費、しかもその二割前後が運用手数料として上乗せされる、という構造も一般的です。バナーやページの修正も、一点あたり五千円から三万円ほどの実費がかかることがあります。見積書を受け取ったら、月額の外側にどんな費用がぶら下がっているかを一つずつ確認し、年間でならすといくらになるのかを試算する習慣をつけましょう。

Shopifyのテーマ・アプリ・決済のしくみを押さえる

運用代行を賢く使うには、任せる相手が何を扱っているのかを、発注する側もある程度理解しておくことが欠かせません。ここでは費用にも成果にも直結する三つの要素、すなわち見た目を決めるテーマ、機能を足すアプリ、そしてお金の流れを支える決済のしくみを、専門知識がなくても判断に使えるように基礎から整理します。この三つの相場観を持っておくと、代行会社の提案が過剰なのか妥当なのかを見極めやすくなり、不要なアプリを大量に入れられて月々のコストが膨らむといった事態も避けられます。

要素役割費用の目安選ぶときの考え方
テーマストアの見た目とページ構成を決める土台無料〜買い切りで数万円程度まず無料や標準で始め、必要が固まってから有料や独自制作へ
アプリ定期購入・レビュー・在庫連携など機能を追加一つあたり月およそ千五百円〜七千円目的から逆算して最小限に絞り、重複機能を避ける
決済クレジットや各種手段での支払いを処理決済ごとに数パーセントの手数料取扱高が増えるほど手数料率の差が利益に効く

テーマは「まず標準」で十分なことが多い

ストアの印象を左右するテーマは、こだわり始めると独自制作に走りがちですが、立ち上げ段階では標準や無料のテーマで始めても、売上に大きな支障が出ることはほとんどありません。むしろ最初から作り込みすぎると、商品が本当に売れるかどうかを検証する前に費用と時間を使い切ってしまいます。まずは整った既製テーマで公開し、実際のアクセスや購入の傾向を見ながら、どこに手を入れれば効果が出るかを見極めてから投資する、という順番のほうが結果的に無駄がありません。有料テーマは数万円程度の買い切りが中心なので、必要性が固まった段階で導入すれば十分間に合います。

アプリと決済はコストが積み上がりやすい

アプリは一つひとつの月額が数千円と手ごろに見えるため、機能を足すたびに軽い気持ちで導入してしまいがちですが、五つ、六つと重なれば月に数万円の固定費となり、じわじわと利益を圧迫します。導入するときは「この機能がなければ何が困るのか」を必ず自問し、目的から逆算して最小限に絞ることが肝心です。決済についても、手数料はプランや手段によって数パーセントの幅で変わり、取扱高が大きくなるほどその差額は無視できない金額になります。目先の使いやすさだけでなく、売上が伸びた将来を見据えて、手数料の設計まで含めて選ぶ視点を持っておきましょう。

モール型ECとの違いと、Shopifyが向くケース・向かないケース

自社ECを立ち上げるべきか、それとも既存のモールに出店すべきか。この判断は、運用代行に何をどこまで頼むかという話の前提になる、最も根本的な分かれ道です。両者は単に販売する場所が違うだけでなく、集客のしくみ、手数料の構造、顧客データの扱い、ブランドの見せ方といったあらゆる面で性格が異なります。ここでは費用面の比較だけにとどまらず、複数の判断軸から両者の違いを整理し、そのうえでどんな事業者に自社ECが向き、どんな場合はモールのほうが賢明なのかを具体的に示します。

判断軸自社EC(Shopifyなど)モール型EC
集客自力で検索・広告・SNSから集める必要があるモール自体の集客力に乗れて初動が早い
手数料比較的低く抑えやすい売れるほど販売手数料が積み上がる
顧客データすべて自社に蓄積でき、リピート施策に活かせるモール側に帰属し、直接の活用が難しい
ブランド表現デザインも世界観も自由に作り込めるフォーマットが決まり、差別化しにくい
立ち上げ設計や集客の準備に手間と時間がかかる審査を通れば比較的すぐに販売を始められる

自社ECが力を発揮する事業者

自社ECが向いているのは、まず自社ブランドの世界観をしっかり打ち出したい事業者です。デザインから購入体験までを自由に設計できるため、価格ではなくブランドの魅力で選ばれたい商材と相性がよいといえます。次に、一度買った顧客に繰り返し買ってもらいたい、いわゆるリピート型の商材を扱う場合も強みが出ます。購入データや顧客情報がすべて自社の手元に残るので、その情報をもとにメールやSNSで関係を深め、リピート率を高める施策を打てるからです。手数料の負担を抑えて利益率を守りたい、という狙いも自社ECを選ぶ十分な理由になります。

モールのほうが賢明な場合

一方で、とにかく早く売上を立てたい、あるいは自力で集客する体制やノウハウがまだない、という段階では、モールの集客力に乗るほうが現実的です。自社ECは「作っただけでは誰も訪れない」という宿命があり、公開してから集客の仕組みを一から育てるには相応の時間と費用がかかります。すでに認知のある商品を手早く回転させたい、まずは市場の反応を見たい、という局面ではモールが向いています。実際には、モールで販路と実績を確保しながら、並行して自社ECを育て、いずれ利益率の高い自社ECへ主軸を移していく、という二段構えが有効なことも多いでしょう。両方を横断して支援を受けたい場合はEC運営代行とはで全体像を確認しておくと、委託の設計がしやすくなります。

失敗しない運用代行会社の選び方【確認チェック表】

費用と業務範囲の見取り図がそろったら、いよいよ依頼先を選ぶ段階です。ここでつまずくと、せっかくの予算が成果につながらないまま消えていきます。とはいえ、パンフレットの実績や料金の安さだけを眺めていても、本当に自社に合うかどうかは見えてきません。大切なのは、契約前に確認すべき項目をあらかじめリスト化し、候補となる各社に同じ質問をぶつけて、その答えを横並びで比べることです。ここでは体制、費用、成果の三つの観点から、見落としやすい確認項目をチェック表にまとめました。商談の場にそのまま持ち込めるよう、質問の形で整理しています。

観点確認したい質問見極めのポイント
体制担当は誰で、連絡手段と返信の速さはどうか窓口が一本化され、反応が早いか
体制Shopifyと集客の両方に実績があるか作るだけでなく売る力があるか
費用月額に含まれる作業量と、超過時の料金は追加費用の条件が明文化されているか
費用広告費や有料アプリ代は別か込みか年間の総額で比較できるか
成果レポートの頻度と内容、改善提案はあるか数字を示し次の一手まで出せるか
成果契約期間と解約の条件はどうなっているか成果が出ないときに見直せるか

「作る力」と「売る力」の両方を見る

選定でとくに見落とされがちなのが、この会社は本当に売上を伸ばせるのか、という視点です。ストアをきれいに構築できることと、そこに人を集めて商品を売れることは、まったく別の能力です。デザインや構築の実績が豊富でも、検索対策や広告、メール施策といった集客の支援が手薄な会社に運用まで任せてしまうと、立派なストアはできても売上が伸び悩む、ということが起こり得ます。商談では過去の構築事例だけでなく、集客や改善でどんな成果を出したのかを具体的な数字で語れるかどうかを確かめ、作る力と売る力の両輪がそろっているかを見極めましょう。

総額と解約条件で長期の相性を測る

料金を比べるときは、提示された月額をそのまま並べるのではなく、広告費や追加作業、アプリ代までを含めた年間の総額に引き直して比較することが欠かせません。表面の安さに惹かれて契約したら、実費がかさんで結局は割高だった、という失敗はよくあります。あわせて、契約期間の縛りと解約の条件も必ず確認しておきましょう。運用代行は数か月から一年単位で付き合う相手ですから、もし成果が出なかったときに柔軟に見直せる契約になっているかどうかは、長い目で見た安心感に直結します。個人経営のショップを想定した委託先選びの観点はネットショップ運営代行もあわせて参考になります。

導入の流れと、立ち上げから運用に乗せるまでのワークスルー

ここまでで費用の構造も業務範囲も見えてきたところで、最後に実際の導入がどんな順番で進むのかを、時系列に沿って追いかけてみましょう。運用代行を使ってShopifyで自社ECを立ち上げる場合、おおむね六つの段階を踏んで進みます。全体の流れを先に頭に入れておけば、いま自分がどの位置にいて、次に何を準備すべきかが分かり、代行会社とのやり取りもかみ合いやすくなります。まずは大きな道筋を一覧で示し、そのあとで、ある小さな事業者が実際にこの流れをたどってストアを軌道に乗せるまでの様子を、物語として追ってみます。

段階やること主な担い手
一 相談・要件整理目的・予算・商材・任せたい範囲をすり合わせる自社と代行会社
二 見積もり・契約構築費と月額、業務範囲を明文化して合意自社と代行会社
三 構築・初期設定テーマ・アプリ・決済・配送などを設定代行会社が主導
四 商品登録・公開前確認商品情報を整え、表示や注文の流れを検証両者で分担
五 公開・運用開始ストアを公開し、受注と集客を回し始める代行会社が中心
六 分析・改善の反復数字を見て施策を調整し、売上を積み上げる両者で意思決定

ある事業者が運用に乗せるまで

ここに、地方で手づくりの雑貨を営む、従業員のいない小さな事業者がいるとします。これまではモールに出品していましたが、手数料の負担が重く、自分たちの世界観をもっと自由に見せたいという思いから、自社ECへの移行を決めました。まず相談の場で、目的はブランドの世界観を伝えることとリピート客を育てること、予算は構築に数十万円、月々の運用に十数万円まで、と率直に伝えます。代行会社はその条件をもとに、既製のテーマをベースに構築費を抑え、日々の受注と集客を月額でまとめて担う設計を提案しました。両者は業務範囲と超過時の料金を書面で確認し、無理のない形で契約を交わします。

契約後の構築段階では、代行会社がテーマの組み込みと決済や配送の設定を一手に引き受け、事業者側は商品の写真と紹介文の用意という、自分たちにしかできない仕事に専念しました。公開前には注文から発送までの流れを二人三脚で検証し、スマホでの見え方も丁寧に整えます。公開後は受注確認や問い合わせの一次対応を代行会社が回し、事業者は本業のものづくりに時間を戻すことができました。運用が始まって数か月、毎月のレポートで「どの商品がよく見られ、どこで購入をやめているか」が数字で共有され、その気づきをもとに人気商品の見せ方を工夫し、初めて買った顧客へメールで再訪を促す施策を加えていきます。派手な急成長ではないものの、手数料に削られていた利益が手元に残り、顧客との関係を自分たちの手で育てられるようになったことが、この事業者にとって何よりの変化でした。作って終わりではなく、数字を見ながら小さな改善を積み重ねていく——その反復こそが、自社ECを運用に乗せるということの本質だといえます。

まとめ

Shopify運用代行の費用は、固定報酬型で月5万〜30万円、成果報酬型で売上の5〜15%が目安で、これとは別にShopify自体の月額プラン料金・決済手数料(約3.25〜3.4%)・アプリ利用料がかかります。自社ECは集客を自前で設計する必要があるため、Shopifyの運用に加えて広告・SEOまで任せられるか、3年トータルコストで比較することが大切です。WHITCHは、AIと人の分担で作業を圧縮し、空いた時間を集客と改善に振り向けることで、費用対効果の高いShopify運営を支援します。現状の費用や成果にお悩みなら、まずは無料でご相談ください。