SEO対策のやり方|自分でできる5つの手順【初心者】
Kazuki Endo
「SEO対策のやり方が分からない」「何から手をつければいいのか」——そう感じている方に向けて、この記事では自分でSEO対策を進める具体的な手順を、初心者でも実行できるレベルまで分解して解説します。結論から言うと、SEO対策は①準備(計測環境)→②キーワード設計→③内部対策→④コンテンツSEO→⑤外部対策→⑥効果測定・リライト、という順序で進めれば、専門知識がなくても着実に前に進みます。各ステップで「何を・どの数値で・どう判断するか」を表とチェックリストで示し、最後には地域の整体院サイトが1〜3か月でSEOを進める具体的な流れもワークスルーで再現します。SEOの全体像はSEO対策とは、かかる費用はSEO対策費用の相場もあわせてご覧ください。
この記事で分かること
- 検索エンジンの仕組み(クロール→インデックス→ランキング)と、SEO対策の全体像
- 自分でできるSEO対策の6ステップと、各ステップの具体的な作業・数値基準
- 内部対策10項目のチェック表と、特に効く4項目(タイトル・表示速度・構造化データ・内部リンク)の詳細
- 効果測定〜リライトの順位帯別の対処と、AIでSEOを効率化する具体フロー
- やってはいけないNG施策と、自分でやるか外注するかの判断基準
その前に:検索エンジンの仕組み(3段階)
SEO対策の手順に入る前に、なぜその作業が必要なのかを理解するために、検索エンジンの仕組みを押さえます。Googleがあなたのページを検索結果に表示するまでには、次の3つの段階があります。ここを知ると、後述の各施策が「どの段階を助けるための作業か」が腹落ちします。
| 段階 | 何が起きるか | SEOでやること |
|---|---|---|
| ①クロール | Googlebot(巡回ロボット)がリンクをたどってページを発見・読み取る | XMLサイトマップ送信、内部リンク整備、robots設定 |
| ②インデックス | 読み取ったページを内容ごとにGoogleのデータベースへ登録する | タイトル・見出し・構造化データで内容を正しく伝える |
| ③ランキング | 検索されたとき、登録済みページを関連性・品質順に並べる | 検索意図を満たすコンテンツ、被リンク、表示速度など |
ポイントは、①②を通過しないと③の土俵にすら上がれないことです。「良い記事を書いたのに順位がつかない」ケースの多くは、そもそもインデックスされていない(クロールされていない)状態です。だからこそ最初の準備(計測環境とサイトマップ)が重要になります。
SEO対策の全体像(3つの柱)
SEO対策は大きく3つの領域に分かれます。まずこの地図を頭に入れると、自分が今どこを作業しているか迷わなくなります。
| 領域 | 内容 | 初心者の優先度 |
|---|---|---|
| 内部対策(テクニカル) | タイトル・見出し・URL・表示速度・モバイル対応など、サイトの土台を整える | ★★★(最優先・すぐ着手) |
| コンテンツSEO | 検索意図に応える記事を作る。集客の中心 | ★★★(継続的に最重要) |
| 外部対策 | 他サイトからの自然な被リンク・言及(サイテーション)を得る | ★★(良い中身の結果としてついてくる) |
初心者がやるべき順番は明確です。内部対策で土台を整え → コンテンツSEOで記事を積み上げ → その結果として外部対策(被リンク)がついてくる、という流れです。外部対策を先に狙って被リンクを買うような施策は、後述の通りペナルティのリスクがあり逆効果です。
準備:計測環境とSSL化(着手前の3つ)
手順に入る前に、必ず整えておく3点があります。ここを飛ばすと「施策の効果が分からない」状態になり、改善のしようがありません。
1. Google Search Console(サチコ)を設定する
Search Consoleは、Googleから見た自サイトの状態が分かる無料ツールです。検索順位・表示回数・クリック数・インデックス状況・エラーを確認できます。設定手順は、①Search Consoleにアクセスしプロパティを追加 → ②所有権を確認(WordPressならプラグインやHTMLタグ、DNS認証など)→ ③XMLサイトマップのURL(例:/sitemap.xml)を「サイトマップ」から送信、の3ステップです。送信により①クロールが促進されます。
2. Google Analytics 4(GA4)を設定する
GA4は、サイトに来た後のユーザー行動(流入数・滞在・コンバージョン)を測る無料ツールです。①GA4でプロパティを作成 → ②測定ID(G-から始まる)を取得 → ③WordPressのテーマ設定やプラグインで全ページに設置、で完了です。Search Console(検索前)とGA4(検索後)はセットで使うと、「検索で来た人が問い合わせまで至ったか」まで追えます。
3. SSL化(常時HTTPS)する
SSL化とは、通信を暗号化しURLをhttps://にすることです。Googleはランキング要因として明言しており、未対応だとブラウザに「保護されていない通信」と表示され信頼を損ないます。多くのレンタルサーバーは無料SSL(Let’s Encrypt等)を管理画面から数クリックで有効化でき、その後WordPressのサイトURLをhttpsに変更し、httpからhttpsへリダイレクトを設定します。これは順位以前に、訪問者の信頼に関わる最低条件です。
ステップ①:キーワード設計(ロングテールから始める)
SEO対策の出発点は「どの検索キーワードで表示させたいか」を決めることです。ここを外すと、以降の作業がすべて空振りになります。初心者が最初に狙うべきは、ビッグキーワードではなくロングテールキーワードです。
| 種類 | 例 | 月間検索数の目安 | 初心者の狙い方 |
|---|---|---|---|
| ビッグKW | 整体 | 数万〜 | 競合が強く後回し |
| ミドルKW | 整体 肩こり | 数百〜数千 | 実績が出てから |
| ロングテールKW | 整体 肩こり 上野 マッサージ 違い | 数十〜数百 | まずここから(勝ちやすい) |
ロングテール(複数語の具体的なキーワード)は検索数こそ少ないものの、競合が弱く上位を取りやすく、悩みが具体的なので問い合わせにつながりやすいのが利点です。小さな検索意図を一つずつ確実に取り、実績(被リンクや評価)を積んでから、徐々に大きなキーワードへ広げます。具体的な選び方・キーワードプランナーやサジェストの使い方はSEOキーワードの選び方で詳しく解説しています。
ステップ②:内部対策(テクニカル)10項目
内部対策は、検索エンジンが①クロール・②インデックスしやすいようにサイトの土台を整える作業です。まずは次の10項目をチェックしてください。多くは一度設定すれば済み、費用もかかりません。
| # | 項目 | 基準・やること |
|---|---|---|
| 1 | タイトルタグ | 32文字前後・キーワードを前方に・1ページ1テーマ |
| 2 | メタディスクリプション | 80〜120文字で内容を要約(クリック率に影響) |
| 3 | 見出しタグ(h1〜h3) | h1は1つ、h2→h3の階層を正しく。飛ばさない |
| 4 | URL(パーマリンク) | 短い英単語で内容が分かる形(例:/seo-how-to/) |
| 5 | 内部リンク | 関連ページ同士をアンカーテキスト(内容が分かる語)で結ぶ |
| 6 | XMLサイトマップ | 生成しSearch Consoleに送信(クロール促進) |
| 7 | 構造化データ | FAQ・パンくず・会社情報などをJSON-LDでマークアップ |
| 8 | 表示速度(Core Web Vitals) | 画像圧縮・キャッシュで高速化。PageSpeed Insightsで計測 |
| 9 | モバイル対応 | スマホで崩れず読める(レスポンシブ)。モバイル評価が基準 |
| 10 | 画像alt属性 | 画像の内容をテキストで記述(例:alt=”肩こり整体の施術風景”) |
10項目すべて重要ですが、特に効果が大きい4項目を個別に詳述します。
タイトルタグ(最重要の1つ)
タイトルは順位とクリック率の両方に直結する、内部対策で最も重要な要素です。「キーワード+数字+ベネフィット」を32文字前後で、キーワードは左端に置きます。例:「肩こり整体の効果|上野で通うなら知りたい3つの選び方」。1ページに複数テーマを詰め込まず、1ページ1テーマ・1タイトルを徹底します。検索結果で見切れない長さに収めるのがコツです。
表示速度(Core Web Vitals)
ページの表示が遅いと離脱が増え、Googleも「ページエクスペリエンス」として評価に含めます。まずPageSpeed InsightsにURLを入れて計測し、スコアと改善提案を確認します。初心者でもできる改善は、①画像をWebP形式に変換し圧縮、②キャッシュプラグイン導入、③使わないプラグインの削除、の3つ。表示速度は「体感2〜3秒以内」を目安にします。
構造化データ
構造化データとは、ページの内容(FAQ・会社情報・パンくず等)を検索エンジンが理解しやすい形式(JSON-LD)で明示するマークアップです。正しく設定すると、検索結果に「よくある質問」が展開表示される(リッチリザルト)など、目立ちやすくなりクリック率が上がります。WordPressならSEOプラグインで主要な構造化データを自動出力できます。
内部リンク
内部リンクは、関連する自サイトのページ同士をつなぐリンクです。①クロールを助け、②ページ間の関連性を伝え、③読者の回遊を促す、という3つの効果があります。コツは、リンク文字(アンカーテキスト)を「こちら」ではなく「SEOキーワードの選び方」のように内容が分かる語にすること。関連記事が増えたら、まとめ役の記事(ピラー)から各記事へ、各記事からピラーへと相互にリンクします。
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関連資料を無料でダウンロードステップ③:コンテンツSEO(集客の中心)
内部対策で土台を整えたら、SEOの主戦場であるコンテンツSEOに入ります。ここが集客の9割を決めます。押さえるべき原則は次の4つです。
| 原則 | 具体的にやること |
|---|---|
| 1KW1ページ | 1つのキーワード(検索意図)に1ページを対応させる。似た記事を量産して食い合わない |
| 検索意図を満たす | そのキーワードで検索する人が「知りたいこと」に過不足なく答える |
| 共起語を入れる | 上位記事に頻出する関連語(例:整体なら「骨盤」「姿勢」「保険」)を自然に盛り込む |
| E-E-A-T | 経験・専門性・権威性・信頼性。実体験・資格・運営者情報・一次情報で示す |
特に大切なのが検索意図です。「整体 肩こり」で検索する人は、施術の効果・自宅ケアとの違い・通院頻度を知りたいのであって、あなたの経歴自慢を読みたいわけではありません。上位10記事を実際に開いて共通する見出しを洗い出せば、必須の論点が見えます。そして、他記事には書けない一次情報(自院の症例・ビフォーアフター・独自の見解)を必ず1つは入れる——これがE-E-A-Tの核になります。文章の具体的な書き方(PREP法・一文一義・構成の作り方)はSEOライティングのやり方で詳しく解説しています。
ステップ④:外部対策(自然な被リンク)
外部対策は、他サイトからのリンク(被リンク)や言及(サイテーション)を得て、サイトの信頼性を高める施策です。ただし「自分で直接コントロールできない」ため、良いコンテンツの結果として得るものと考えます。初心者がやるべき健全な打ち手は次の通りです。
- 紹介されやすい一次情報を作る:独自データ・調査・事例など、他サイトが引用したくなる内容を用意する。
- サイテーションを増やす:Googleビジネスプロフィール、各種ポータル、SNSに正確な店舗名・住所・電話番号(NAP)を統一して登録する。地域ビジネスでは特に効果的。
- 関係先からの自然なリンク:取引先・業界団体・地域メディアなど、実態のある関係からのリンクを得る。
逆に、被リンクの購入・相互リンクの大量交換・自作自演リンクは絶対にやってはいけません。Googleのスパムポリシー違反で、手動ペナルティ(順位圏外)を受けるリスクがあります。外部対策は「量」ではなく「関連性と自然さ」が全てです。
ステップ⑤:効果測定・リライト(順位帯別の対処)
SEOは公開して終わりではありません。Search Consoleで順位・表示回数・クリック率を見て、記事を改善(リライト)することで順位が伸びます。効果が出るまでには一般に3〜6か月かかるため、焦らず数値で判断します。順位帯ごとの対処は次の通りです。
| 順位 | 状態 | やること |
|---|---|---|
| 11〜20位 | あと一歩で1ページ目 | 最優先。上位記事にあって自分に無い論点を追記、情報を最新化 |
| 4〜10位 | 1ページ目だが上位でない | タイトル・リード文を改善しクリック率を上げる。内部リンクを強化 |
| 21位以下 | 検索意図がずれている可能性 | 検索意図を再確認し、必要なら記事の切り口ごと見直す |
| 表示回数は多いがクリックが少ない | タイトルが弱い | タイトルとディスクリプションを数字・ベネフィットで書き直す |
| 圏外・0表示 | 未インデックスの可能性 | Search ConsoleでインデックスをリクエストしURLを検査 |
特に11〜20位は「伸びしろ」が最も大きいゾーンです。ここを優先的にリライトすると、少ない労力で1ページ目に上がりやすくなります。月1回はSearch Consoleを開き、伸び悩む記事を1〜2本ずつ手直しする習慣をつけましょう。
使うツール(実名)
SEO対策は無料ツールだけでも十分に始められます。最初にそろえるべき定番を用途別に挙げます。
| ツール | 用途 | 料金 |
|---|---|---|
| Google Search Console | 検索順位・表示回数・インデックス・エラー確認 | 無料 |
| Google Analytics 4 | 流入後のユーザー行動・コンバージョン計測 | 無料 |
| キーワードプランナー | 検索ボリューム・関連KWの取得 | 無料(Google広告) |
| ラッコキーワード | サジェスト・共起語・関連語の一括取得 | 無料〜有料 |
| PageSpeed Insights | 表示速度・Core Web Vitalsの計測と改善提案 | 無料 |
| GRC | 検索順位の毎日の自動記録・追跡 | 有料(安価) |
| Ahrefs | 被リンク調査・競合分析(本格運用向け) | 有料 |
初心者はまず無料の5つ(Search Console・GA4・キーワードプランナー・ラッコキーワード・PageSpeed)で十分です。順位を毎日追いたくなったらGRC、競合の被リンクまで分析したくなったらAhrefsへ広げます。各ツールの選び方・使い分けはSEOツールおすすめで解説しています。
AI活用でSEO対策を効率化する(具体フロー)
SEO対策は「調べる・整理する・書く」といった作業量が多く、ここがボトルネックになりがちです。AIを使うと、この作業(量)の部分を圧縮し、人は判断(質)に集中できます。自社・他社のメディア運営で培った、量と質を両立する具体フローは次の通りです。
- 上位論点・共起語の抽出(AI):狙うキーワードの上位10記事の見出しと共起語をAIに整理させ、必須論点の抜け漏れを機械的に洗い出す。
- 骨格の判断(人):抽出した論点をもとに、検索意図とゴールから見出しの順序・要否を人が決める。ここは判断であり任せない。
- 下書き(AI):確定した骨格に沿ってAIで下書きを作り、執筆の初速を上げる。
- 一次情報の追加(人):自院・自社の症例・独自データ・見解を人が加え、数値や事実を確認する。差別化とE-E-A-Tの核。
- 推敲(AI+人):誤字・冗長・重複・読みやすさをAIで点検し、最終判断は人が行う。
要は「AIに丸投げしない」ことです。AIはたたき台と抜け漏れチェックに使い、独自性・一次情報・信頼性は必ず人が担保します。この分担にすると、記事1本あたりの制作時間を大きく短縮しつつ、品質を落とさずに継続的な更新が可能になります。
やってはいけないNG施策
SEOには、短期的に効きそうに見えて、実際にはペナルティや逆効果になる「ブラックハット」な施策があります。次の5つは絶対に避けてください。
| NG施策 | なぜダメか |
|---|---|
| 被リンクの購入 | スパムポリシー違反。手動ペナルティで順位圏外のリスク |
| キーワードの詰め込み | 不自然な繰り返しは低品質と判断され逆効果。出現率は気にしなくてよい |
| 隠しテキスト・隠しリンク | 背景と同色の文字などで検索エンジンを欺く行為。ガイドライン違反 |
| 低品質な記事の大量生産 | AI丸投げの薄い記事の量産はヘルプフルコンテンツの観点で評価されない |
| 「必ず1位」を謳う業者 | Googleは順位を保証できない。断言する業者は避ける |
SEOに「裏技」はありません。ユーザーの役に立つ中身を、正しい土台の上に積み上げる——遠回りに見えるこの王道が、結局は最短ルートです。
費用の目安・自分でやるか外注か
ここまでの手順は、時間さえかければ自分(自社)でも無料〜低コストで実行できます。一方で、記事制作やテクニカルな改善に手が回らない場合は外注も選択肢です。判断基準を表にまとめます。
| 状況 | おすすめ | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 時間があり、学びながら進めたい | 自分でやる | ツール代のみ(無料〜数千円/月) |
| 記事を書く時間がない・量を増やしたい | 記事制作を外注 | 1記事1〜10万円程度 |
| 戦略設計や技術改善まで任せたい | SEOコンサル/運用代行 | 月10〜50万円程度 |
| まず現状を診断してほしい | スポット診断 | 数万〜十数万円 |
おすすめは、まず自分でステップ①〜③(キーワード設計・内部対策・記事の基本)まで手を動かし、勘所をつかんでから、足りない部分だけを部分外注する進め方です。丸投げより費用対効果が高く、外注先の良し悪しも見極められるようになります。外注先の選び方はSEO対策会社の選び方、外注・代行の費用相場はSEO外注・代行の費用をご覧ください。
実践ワークスルー:整体院サイトが1〜3か月でSEOを進める流れ
ここまでの手順を、上野で開業した個人経営の整体院サイトを例に、1〜3か月の時系列で通してみます。自分の業種に置き換えて追体験してください。
1か月目:準備と土台づくり
まず計測環境を整えます。Search ConsoleとGA4を設定し、レンタルサーバーの無料SSLでhttps化。WordPressにSEOプラグインを入れ、XMLサイトマップを生成してSearch Consoleに送信します。次に内部対策の10項目をチェックし、トップページと各施術ページのタイトルを「肩こり整体|上野駅徒歩3分の◯◯整体院」のように整えます。画像をWebPに変換して表示速度を改善。ここまでで、検索エンジンに正しく認識される土台が完成します。この段階では順位はまだ動きません(正常です)。
2か月目:キーワード設計と記事づくり
キーワードプランナーとラッコキーワードで、勝てそうなロングテールを洗い出します。例:「整体 肩こり 上野」「整体 産後 骨盤 効果」「デスクワーク 首こり 整体 通院頻度」。それぞれ1KW1ページで記事を作成。上位10記事の見出しを分析して必須論点を押さえつつ、自院の症例写真・改善データ・院長の見解(一次情報)を必ず入れます。この月は3〜4本を目標に。AIで上位論点の抽出と下書きを効率化し、一次情報と推敲は院長が担当すれば、無理なく量産できます。
3か月目:測定・リライト・回遊設計
Search Consoleを開くと、いくつかのキーワードで表示回数がつき始めます。「整体 肩こり 上野」が18位、表示は多いがクリックが少ない、と分かったら → タイトルに「口コミ」「当日予約可」など具体を足し、上位記事にあった「自宅ケアとの違い」の節を追記。11〜20位の記事を優先的にリライトします。あわせて、施術ページ同士やブログ記事を内部リンクでつなぎ、Googleビジネスプロフィールに正確なNAP情報を登録(サイテーション)。ここまでで、検索から予約フォームへの導線が回り始めます。
このように、SEOは「土台を整える→記事を積む→数値を見て直す」を毎月繰り返すだけ。派手な裏技は不要で、1〜3か月かけて着実に前進します。効果が本格化するのは多くの場合4〜6か月目以降なので、この3か月で仕組みを作り、あとは継続することが成功の鍵です。
自分でSEOを進めるチェックリスト
- Search Console・GA4を設定し、SSL化(https)できているか
- XMLサイトマップを送信し、主要ページがインデックスされているか
- 狙うキーワードはロングテールから設計しているか(1KW1ページ)
- 内部対策10項目(特にタイトル・表示速度・構造化データ・内部リンク)を整えたか
- 各記事に検索意図を満たす内容+一次情報(E-E-A-T)が入っているか
- 被リンク購入などのNG施策をしていないか
- 月1回Search Consoleを見て、11〜20位の記事をリライトしているか
よくある質問
SEO対策は自分でもできますか?
できます。Search Console・GA4の設定、SSL化、内部対策、記事づくり、リライトはいずれも無料〜低コストのツールで実行可能です。まずは自分でステップ①〜③まで手を動かし、時間が足りない部分だけを外注するのがおすすめです。
SEO対策の効果はいつ出ますか?
一般に3〜6か月かかります。新しいサイトやページはインデックスと評価に時間を要するため、最初の1〜3か月で土台と記事を整え、そこから順位が動き始めるイメージです。短期で断言する業者には注意してください。
何から始めればいいですか?
まず計測環境(Search Console・GA4)の設定とSSL化です。次にキーワード設計→内部対策→コンテンツSEOの順に進めます。土台(計測とサイトマップ)を飛ばすと効果測定ができないため、必ず最初に行ってください。
お金をかけずにできるSEO対策はありますか?
基本はほぼ無料でできます。Search Console・GA4・キーワードプランナー・PageSpeed Insightsはすべて無料で、内部対策やリライトも自分の作業時間だけで実行可能です。有料ツールは順位追跡(GRC)や競合分析(Ahrefs)が必要になってから検討すれば十分です。
やってはいけないSEO対策は?
被リンクの購入、キーワードの詰め込み、隠しテキスト、低品質記事の大量生産です。いずれもGoogleのポリシー違反やペナルティのリスクがあり、順位が圏外に落ちる恐れがあります。ユーザーの役に立つ中身を正しく積み上げる王道が最短です。
まとめ
SEO対策のやり方は、①準備(Search Console・GA4・SSL化)→②キーワード設計(ロングテール先行)→③内部対策(10項目、特にタイトル・表示速度・構造化データ・内部リンク)→④コンテンツSEO(1KW1ページ・検索意図・E-E-A-T)→⑤外部対策(自然な被リンク・サイテーション)→⑥効果測定・リライト(順位帯別)、という手順で誰でも再現できます。検索の仕組み(クロール→インデックス→ランキング)を押さえ、土台を整えてから記事を積み、数値を見て直す——この王道を1〜3か月続ければ、専門知識がなくても着実に順位は動き出します。作業(量)はAIで効率化し、一次情報と判断(質)は人が担保するのが現実解です。自分で進めるうちに手が足りなくなったら、まずは無料でご相談ください。全体像はSEO対策とはもあわせてご覧ください。